TOPICS
梅宮アンナさん
スペシャルインタビュー
梅宮アンナさん
スペシャルインタビュー
モデル・タレントとして活躍する梅宮アンナさん。
昨年2024年、自らの乳がんを公表し、現在は仕事を行いながら治療を進め、
同時にSNSを通じて闘病の様子や早期発見の大切さについて発信しています。
病気と向き合いながらも、輝き続けるアンナさん。
治療がひと段落した今の想いを語っていただきました。


うめみや・あんな 1972年生まれ、東京都出身。20歳でモデルデビューし、ファッション誌『JJ』の表紙を飾るなど、90年代を代表する人気モデルとして活躍。2024年8月、ステージ3Aの乳がん(浸潤性小葉がん)と診断され、闘病生活を公表。私生活では一人娘のママ。
さらなる輝きをまとって
これが私の生きる道
がんになったことで飛び込んだ、新しい世界!
本日の撮影はいかがでしたか? アンナさん、すごく輝いていて!
ありがとうございます。ファッション誌のような撮影でしたね。私が長年やっていたことですから、今日のようにカッコいい写真を撮ってもらい、そこでスキンケアを紹介できるというのが、とても“私らしい”と感じました。
アンナさんのご病気に関するインタビューを多く拝見しました。現在の治療はどのような状態でしょうか?
昨年の7月31日から三大治療(手術、薬物療法、放射線治療)といわれる「標準治療」を選んで、その治療を行っています。標準治療って、わかりますか? 私の周りでも知らない方が多かったので、もしかしたら、私がそれを広めていく役割があるのかなぁって、そう思いました。
ステージも公表されましたね。
3Aだったので先生には「公表しない方がいい」と言われました。でも、「ステージ0や1の人たちが打ちひしがれていることを考えると、梅宮アンナは3Aなんだっていうことで希望を持ってもらいたい」と伝えて、「そういう覚悟があるなら」と了解してもらいました。覚悟よりも“チャレンジ”という気持ちの方が大きかったですね。新しい世界に飛び込んで、新しいことに出合って。私はいつも新しいことはチャレンジ精神が大事! と思っているので、治療を行いながらどんな風に自分を見せていくかを考ようって。実はそこに救われたという気持ちもあります。
具体的にどう救われましたか?
引きこもったり隠したりすると病気が病気を呼びそうな気がして。明日がどうなるかわからないからこそ、自分の足跡を残したいと思ったんです。「アンナちゃん、こんな治療やってたよね」って後ろに続く人たちが参考にしてくれたらうれしい。打ちひしがれている時間もなければ、「どうして私が」と思う時間もありませんでした。そんなこと考えるのはキリがないし、とにかくきれいでいようと思ったんです。「梅宮アンナががんになった。それをどう表現しよう」って、それだけ。
病気を“新しい世界に飛び込むチャレンジ”と捉えることのできるアンナさんの強さにも感動します。
年齢もあると思います。半世紀生きてきて、残り私はあと何年生きるのだろうと思っていた時期でもあり、父が他界して数年たっていたので、生と死に直面していた頃だったんです。家だって50年もたてばあちこち傷んできます。だから、「がんです」と言われたときにあまりビックリしませんでした。寿命は誰にでも必ずやってくるわけですし、例えば80歳になったときに足腰が立たなくて自分の力でどこかに行けないのなら、それは果たして楽しい人生なのか……といったことを感じていたので。がんを告知されたときは、それなら自分がやれることをやろうと。半年後にどうなっているかもわからない状態なのだから、自分の役割を全うしたいなって思ったんです。


病気を抱えた“私”を
受け入れてもらうための努力

数々のアンナさんのインタビューを読ませていただきましたが、お仕事との向き合い方も印象的でした。
病気も含めて“私”なので、それを理解してくださる方々とお仕事したいと思いました。がんのことを伝えると「どこの病院に入院するの?」と聞いてくる方が多くて。これじゃマズいって思ったんです。通院治療ができるって、みんな知らないんですよね。私は治療しながら仕事もできることが理想だと思っています。外に出て、太陽の光を浴びて、お友達や仕事仲間とおしゃべりして……と、普通の生活を続けることで少なくとも私はすごく救われたし、変わっていったと思うから。心が折れないためにどうしたらいいのかとずっと考えていたんです。

昔から知っている“アンナさん”とまったく変わらない印象です。
自分ひとりで悶々としていると良からぬネットの情報に振り回されて、どんどん負のスパイラルに陥っちゃう。世の中には“毒リンゴ”がたくさん落ちててね(笑)、とんでもない高額商品とか本当にたくさんあるんです。でも私はサプリメントひとつ口にしませんでした。自分の身体は全部検体なんです。標準治療を受けて、私の身体がどう変化しているか。そこで集めたデータが今後のためになるので、余計なものを身体に入れることはしたくなかった。自分だけが頼りなんですよね。病院にも医療にも限界があるのだから、自分が頑張る。そして、どう頑張るかはちゃんと冷静に考えて行動しないとダメだと思います。今こうやってリソウさんからお声掛けいただいて取材を受けられているのは、「あのとき頑張った証」と思えるから、本当に良かった。つらくて治療をやめたくなったことなんて何度もあったけど、「絶対に負けない」と歯を食いしばってやってきて、間違ってなかったなって思います。
手術で摘出された右胸は再建されなかったんですね。
そうなんです。手術するときに「全摘です」と言われたら、周りのほとんどの人が「アンナちゃん、同時再建があるから大丈夫だよ」って。でもおっぱいが2つなきゃいけないと思い込むからこそ、無くすのが怖くなって全摘したくないという人が生まれるんです。フォルムのことを考えたら確かにあった方がいいかもしれない。でも、バランスを考えて再建したり、しないまでもパッドを入れたりするのは結構大変なんです。だから「なくてもいいんじゃないかな」というのは私なりのメッセージ。私にはおっぱいはそんなに重要じゃないから、そのままナチュラルな状態で過ごしています。そういう選択もあるって思ってほしいですね。
今の自分が一番好き。
そう思える選択をして!


当然落ち込まれた時期もあると思うのですが、それはどうやって乗り越えましたか?
最初、周りの人にがんの話をしたときに「大丈夫。今の時代は乳がんなんて簡単に治るから」と言われ、実はカチンときたんです。私、心が狭いのかなって思ったり、悲しい気持ちになったりしたんですけど、周囲は良かれと思ってそう言ってるんですよね。でも、それはしょうがない。それで疎遠になる人も出てくるし、私とどう接したらいいかわからない人もいるし、できることをありったけやってくれる人もいる。でも、間違いなく環境も人間関係も一掃されます。そうやって世界が変わっていったのは事実。でもそれはそれで面白いなって思っています。その変化も受け入れて、面白がれるようになれればいいんだって。そして離れていく人も多いなか、リソウさんからご連絡をいただけたときはとてもうれしかったです。こうやって、つながっていくご縁もあるんだって。大切にしたいと思いました。
病気ではないにしても、アンナさんと同年代の方々は更年期などの悩みを抱えている方も多いはず。どんなメッセージを伝えたいですか?
自分に合った付き合い方を見つけたもん勝ち! というのを伝えたいかな。私は「私がこれをやったから、みんなもやって」というのは一切言ってないのですが、自分には自分なりの楽しみ方や受け入れ方があるんです。ずっと付き合っていく病気なので、1個でも2個でも好きなものを見つけることが大事だと思っています。治る、よりもどれだけうまく付き合っていくかということが求められますから。あとは、昔の自分に戻ろうとしないこと。昔に戻ろうとしたらつらくなると思います。だから、新しい世界、新しい自分をつくっていく感覚でいますね、私は。
病気になってから生活が変わり、新たに好きになったことはありますか?
好きになったこと? ああ、何ていうか、私、今の自分の方が好きなんです。今の方が楽しい。一生懸命生きようとしているからだと思います。頑張って長生きしようとか、そういうのではなく、とにかく今やれることを必死にやって、それで明日を無事に迎えられたらいいなって。すごく遠い将来のことは考えてなくて、半年後に笑っていられたらいいなぁって思います。
「りそうファーム」の
田植えに参加したアンナさん。


自然とのふれあいを
心から楽しんでいました。
どんなときも
美を諦めない。
梅宮アンナさんの
美の根源とは
治療直後の肌のゆらぎを収めてくれたのがリペアジェルでした


抗がん剤治療を始めてから肌への影響はありましたか?
抗がん剤を投与して3日間くらいはゆらぎがちで。肌が不安定になったとき、リペアジェルとリペアプレミアムマスクに助けてもらいました。リペアジェルの濃密な使用感や100%植物由来というところも安心ですよね。私の場合は、4〜5日たつと落ち着きましたが、リペアジェルもマスクも私の肌に合っていたので今も使い続けています。やっぱり容姿が変わってしまうことへの恐怖というのは大きくて、それだけでも外に出る気持ちが起きなくなるんです。毎日、スキンケアやメイク、眉を描くだけでもいいんです。自分でできる限りのメンテナンスをすることが、気持ちを上げるために大切だと改めて実感しました。
リソウのシャンプーも大活躍だったと伺いました。
抗がん剤治療を始めて髪の毛が抜けて、ウィッグをして初めて気付いたのが、地肌の大切さ。実は地肌ってかなりの汗をかくんです。地肌をきちんと洗ってあげることがどれだけ大事なことなのか、やっとわかりました。だからこそ、地肌に優しい成分が配合されたシャンプーを選びたいですよね。リソウのシャンプーは母も娘も大のお気に入りで、家族全員で愛用しています。「今日、梅宮アンナを見かけたけど、まだ病気っぽかった」なんて言われるのは嫌だったから。自分らしくいるために、きれいを諦めずに追求し続けたいと思います。


輝きをくれる、
手放せないアイテム
「治療中からずっと使っていたスキンケアがリペアジェルとリペアプレミアムマスクです。リペアジェルはこっくり濃密なテクスチャーがしっかりうるおしてくれますが、真夏などちょっと濃いと感じるときはリペアローション SOと一緒に使っています。肌が輝いているだけで、外出する気持ちになれるから本当にお手入れは大切。マスクはシートと美容液を混ぜる行程が楽しくて! 今も愛用しています」(アンナさん)
アンナさん
愛用アイテム
愛用アイテム
税抜15,000円(税込16,500円)
日本初*1の「ビタミンC生命体®」*2と「コメ発酵生命体®」*2を配合した超濃密美容液は1滴の水も使っていない独自処方によるもの。無農薬栽培米を原料とした100%植物由来だから、敏感肌でも安心して使える逸品。
税抜9,980円(税込10,978円)
「乳酸菌コメ麹発酵エキス」*2に加えて、ビタミンA・E・Kなど34種類*2もの美容成分をたっぷり配合。マスク生地も植物から生成するなどのこだわり満載。美容液とマスクを使う直前に混ぜるセパレート型を採用。
*1 世界の化粧品成分を収載するINCIシステムに初めて収載された成分を使用 *2 整肌成分